猛暑の爪痕

Posted by on 2011年5月30日

もう、お忘れかも知れませんが、去年の夏は、めちゃくちゃな猛暑でした。
暑さのために、鉄道のレールが曲がったり、ため池が干上がったり、動物園のペンギンが脱水症を起こしたり、と、まさかと思うようなことがいっぱい起きましたね。
私達の新宿中央通りには、街路樹として10本のケヤキの巨木が植わっていますが、このうちの1本が枯れてしまったのも、暑さのせいだと思われます。
8月の中頃には、全部の葉が茶色になって、落ちてしまいました。そのまま枝だけで冬を越えて、今年の春を迎えました。
街の人達は、もしかしたら若葉を芽吹いて復活するのではないかと、密かな期待を抱いていたのですが、5月になっても、新芽一枚も生えませんでした。
そのうえ、3月11日の地震の影響なのでしょうか、樹皮が広い範囲で剥けて、ツルツルした地肌が露出してしまいました。
数日前、新宿区の緑化担当者が来て、地上2メートルくらいのところから伐採してしまいました。近く根こそぎ抜いて、新しい樹に植え替えるとのことです。
私達の街のケヤキは、樹齢40年くらいです。まだ、人の腕くらいのヒョロヒョロした若木が植えられたことを覚えている人も大勢います。
街の様々な事件を見続けて、いっしょに暮して来た大木が、ボコボコした廃材の様になってしまった姿を見るのは悲しいことです。
永く一緒に闘って来た同士を失ったようで、心が曇りますが、これからやってくる、新しいケヤキくんと仲良く暮らしていきたいと思います。

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